夏の花の定番といえば、ひまわりですね!
茨城県では『国営ひたちなか海浜公園』のひまわり畑が有名ですが、実は他にもひまわりの名所はあります!
筑西市『宮山ふるさとふれあい公園』近くの畑に咲く【八重ひまわり】は、めずらしい品種でとても豪華。
筑波山と鮮やかな黄色のひまわりが、まるで絵画のよう。
『あけのひまわりフェスティバル』は、8月末から1週間ほど開催されます。

宮山ふるさとふれあい公園でも
遊んできました!
あけのひまわりフェスティバル


交通安全の標識がひまわり!
可愛い!
『あけのひまわりフェスティバル』は茨城県の県西、筑西市で開催しています。
『宮山ふるさとふれあい公園』から徒歩1分。
約4ha超えの花畑に、約100万本の八重ひまわりが一面に咲きほこっています。

あけの(明野)は茨城県真壁郡にあった地区で、新設合併により筑西市になりました

開催地は定期的に変更されるので確認してね
2024年
『あけのひまわりフェスティバル』
8/24㈯~9/1㈰ 9:00~16:00
会場:宮山ふるさとふれあい公園付近
主催:明野ひまわりの里実行委員会
共催:筑西市観光協会

日本百名山のひとつ『筑波山』と、ひまわりのコラボレーション。
午前中に行ったのですが、ひまわりはみんな筑波山の方を向いていて…。
筑波山と一緒に写真を撮ろうとすると、ひまわりのおしりが写っちゃいます。
午後は、向きが変わるのかな?

屋台もでてました!
もうお祭りですね!

かき氷は…ないの?
ひまわりのお持ち帰りもできますよ。
ラッピングコーナーでは、100円で可愛くラッピングしてくれるので、花束にしてプレゼントしてもいいですね。

ひまわりがぎっしり広大なので、人の頭しか見えません。
子どもが好きな迷路にはなっていませんが、少し高いところからも見えるように、高台が用意されています。
カメラと三脚をかかえて、本格的に写真を撮っている人もたくさんいました。
八重ひまわりなので、黄色がとても鮮やかで映えますね。


ひまわり畑の中のオジサン
ひまわり畑の中にはフォトスポットがあって、右の写真は額縁が用意されています。
そういった場所が用意されていれば、無理に入って畑を荒らされることもないので、いいアイデアですよね。

額縁にひまわりを合わせると
ホント絵画みたいですね!
ひまわり畑には、日差しを遮るものがありません。日傘や帽子を必ず持って行ってね!
宮山ふるさとふれあい公園

さて、ひまわりを堪能した後は、すぐ近くにある『宮山ふるさとふれあい公園』で遊びましょ。

ひまわりきれいだけど
飽きちゃった

子どもは飽きちゃうよね…
宮山ふるさとふれあい公園は、明野の豊かな自然を思いきり楽しめる施設です。
ピクニックはもちろん、バーベキュー場やキャンプ場もあります。
それから遺跡があり、古墳もあり…。
いろいろな遊びができる公園ですよ。
なお『あけのひまわりフェスティバル』開催中、宮山ふるさとふれあい公園の駐車場は、会場関係者のみの利用となります。
ひまわりフェスティバルへ来た方には、臨時駐車場が用意されているのでご安心を。
あけのアグリショップ

あけのアグリショップは、公園内にある農産物直売所です。
お土産や地元で採れた新鮮なお野菜、果物が購入できます。
屋外に休憩スペースもありますよ。


かき氷あるじゃん!

屋外テントにはお団子が
ならんでました

併設されているお蕎麦屋さん『観音そば』では、常陸秋そばをいただくことができます。
地元明野で収穫されたそばの実を、使用しているんですって。

もともと明野地区では、煙草の栽培が盛んだったんだけど、裏作でそばを作っていたらしいよ

栽培したそばを各家庭でそば打ちして、お客様をもてなす文化があったんだって
天ぷらそばの野菜も地元産。
新鮮で、野菜本来の味を楽しむことができます。
管理センター

管理センターでは公園の施設管理のほか、バーベキューやキャンプの予約受付をおこなっています。
筑西市の観光パンフレットも、いろいろ置いてありますよ。

休憩もできるよ

公園の案内図をもらいにいったら
とても丁寧に対応していただきました

管理センターの裏には、お子ちゃま大好き
夏季限定『ジャブジャブ池』が!
安全に遊べるように、水深は浅くなっています。
すぐ近くにベンチがあるので、大人が見守りつつ安心してジャブジャブできますね。

ジャブジャブするー!

小学生も…いいのかな?
足だけにしといて
そんなに大きな池ではないので、小さな子が遊んでいる時は譲ってあげてね。
陶芸工房

管理センター横には陶芸工房が。陶芸体験ができるクラフト室になります。
粘土などの材料は自分で用意しなくてはなりませんが、窯を完備しているので土をこねて形作り、色付け、焼き上げまでの作業が体験できますよ。
〈利用期間・時間〉
1月5日~12月27日
午前9時~午後4時
種類 | 単位 | 料金 (市内在住・在勤者) | 料金 (その他) |
---|---|---|---|
陶芸室 | 1時間 | 400円 | 600円 |
陶芸窯 (素焼き) | 1回 | 1,200円 | 1,800円 |
陶芸窯 (本焼き) | 1回 | 2,300円 | 3,450円 |
展望台

2階の展望テラスからは筑波山、日光連山が一望できます。
ここ明野地区は、標高が少し高い地域にあるので景色が抜群ですね。

でた!顔出しパネル!
安倍晴明は、平安時代の陰陽師ですね。なんと明野で生まれたと伝承されているんです!

茨城県民なのに知らなかった
キャンプ場

公園の小高い丘に位置するキャンプ場は、木々を生かして広々と過ごせるスペースです。

マイナスイオンたっぷり!
シャワー棟も完備なので、汚れても心配いりません。
公園内にはキャンプファイヤーができる広場もあるので、大人数でも気にせず楽しめますね。

花火もできるけど、ロケット花火や打ち上げ花火は禁止だよ
〈利用期間・時間〉
7月1日~9月30日
午後2時~翌日午前10時
種類 | 単位 | 料金 (市内在住・在勤者) | 料金 (その他) |
---|---|---|---|
テント (5人用) | 1張1泊 | 1,600円 | 2,400円 |
持込テント | 1張1泊 | 520円 | 780円 |
シャワー棟 | 1回(3分) | 100円 | 100円 |
バーベキュー場

キャンプ場に隣接しているバーベキュー場。
洗い場や調理台、バーベキュー炉があり、食材と炭さえ用意すれば楽しいバーベキューがすぐスタート可能。
食材は『あけのアグリショップ』でも購入できますよ。
〈利用期間・時間〉
●1月5日~4月30日/11月1日~12月27日
午前9時~午後5時
●5月1日~10月31日
午前9時~午後9時
種類 | 単位 | 料金 (市内在住・在勤者) | 料金 (その他) |
---|---|---|---|
バーベキュー炉 1基 (使用器具含む) | 1時間 | 520円 | 780円 |
こんなところに神社?

バーベキュー場を抜けて丘をあがっていくと、小さな神社がふたつ!
鹿島神社と駒形神社がありました。
安倍晴明の関係かな?ここには説明なし。
残念ながら、社殿の中は拝観できませんでした。
わたしたちはバーベキュー場からあがってきたのですが、実は公園の県道側に宮山観音堂があります。
宮山観音堂からの道が参道になっていて、そこから宮の杜入口へ入り、神社を参拝するのが一般的なルートだったようです。

公園の真ん中から来ちゃった…
宮山観音堂の裏手には、宮山観音古墳という前方後円墳が自然林のまま残されています。

体力が残っていたら
こちらも訪れてみてね
宮山石倉遺跡へ

鹿島神社の横からさらに進むと、見えてきました!『宮山石倉遺跡』
この宮山石倉遺跡は標高約48mにあり、明野地区の最高地点です。
この遺跡には、弘法の硯石(すずりいし)と呼ばれる石があり、弘法大師が墨を擦ったそうです。
渇水期にも涸れることなく「この水で墨を擦り、習字を書くと字が上手になれる」と言い伝えられています。

字が上手になりたい!

大きな石が、ゴロゴロと積み上げられていますね。
断崖に面している部分もあるので、見学の際は十分にお気をつけを。
まとめ

あまり注目されることのない、筑西市の明野地区。
広大な土地に、じゅうたんのようなひまわり!
家族や恋人と散策もよし、フォトスポットとしても最高です。
そして近くにある『宮山ふるさとふれあい公園』は子どもが楽しめる遊具はもちろん、神社に遺跡、古墳にバーベキューとボリューム満点!
近くにお越しの際は、ぜひ遊んで行ってくださいね。
宮山ふるさとふれあい公園
茨城県筑西市宮山504
休園日:毎週月曜日
(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
※7月20日~8月31日は無休

茨城県のことをもっと知りたい方におすすめの本はこちら
『だっぺ帝国の逆襲』は、茨城県民でも知らない隠れた名所や名物などを、ストーリー仕立てで紹介してくれる、面白いマンガ?です!
これを読んだら、あなたも茨城県民。
特徴ある方言も、謎解いてみてね!

では、しみじみやっぺ!

※2022年9月時点の情報です。
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