文鳥は賢く、ヒナから育てると手乗りになったりして、とても可愛いですよね。
しかし、文鳥との暮らしで避けられないのが
【爪切り】
嫌がったり暴れたりして、とても大変ですよね。
飼い主さんにとっても、気の重い作業ではありませんか?

爪切りが好きな
文鳥なんているの?
せめて『爪切り』の頻度を、減らしてみませんか?
ニームパーチを止まり木にしてしまえば、爪が伸びるスピードを遅らせることができ、爪切りの頻度が減りますよ。
- 文鳥の爪切り頻度を減らしたい
- 病院に連れていく頻度を減らしたい

うちには1歳の白文鳥がいるよ!
文鳥の爪切りはなぜ必要か

文鳥の爪が伸びてくると、止まり木をちゃんと掴めなかったり、指が浮いてしまって歩きにくくなります。
そのままにしておくと、爪が重なってしまったり変形したり( ;∀;)
また、服やカーペットなどに引っかかって、思わぬケガをしてしまう可能性も。
個体によって伸びるスピードは違いますが、定期的にチェックして爪切りをする必要があります。
何ヶ月に1回など明確な目安はありませんが、透けて見える血管の先から3~5mmほど伸びていたら、爪切りをした方がいいでしょう。

腕に止まらせたときに
ちょっと痛いなと感じたら
切ってます!

テーブルの上を歩くと
カツカツ音がするよ
野鳥は、爪切りを必要としません。
それは、自然木に掴まったり整備されていない地面を歩くので、ちょうど良く爪が削れる環境にいるからです。
それに比べて家の中で過ごす鳥は、ケージの中やカーペットを歩くので、爪が削られずどんどん伸びてしまいます。
鳥自身ではどうにもできないので、人の手で切る必要があるんですね。
文鳥爪切りの方法


すごく嫌がるから
爪切りは気が重いのよ
嫌がっても、文鳥のために爪は切らなければ!
飼い主さんが切る
自宅で飼い主さんが、文鳥の爪を切ることはできます。
しかし、この方法には『保定』するという技術が必要です。
動かないように押さえる、という意味の『保定』ですが、これがまた難しい!
- 人差し指と中指で首を挟み込んで
体をやさしく包む - 親指と薬指で文鳥の爪の根元を
しっかりと挟んで爪を切る

『文鳥保定』で検索してみてね
ひとりで保定して爪を切るのは、なかなか難しいので、わが家は二人がかりで行っています。
よく人間を見ている、賢い文鳥さん。
保定係はしばらく嫌われます。
動物病院で切ってもらう
飼い主さんが不安なら、動物病院で切ってもらう方法もありますよ。
ただ、小鳥を扱っている動物病院は少ないので、近所にあるか確認しておきましょう。
小鳥の爪切り料金は、一般的に500~1000円くらいのようです。
そこへ、初診料や再診料が加わります。

近所の動物病院は初診料1,100円と爪切り処置550円で合計1,650円!参考までに
爪の伸びるスピードが遅い子なら、頻繁ではないので、爪切り料金はそこまで負担に感じません。

気が重いなら
プロにまかせても
万が一の時に備えて、爪切りで病院に慣れておくのもいいかもしれませんね。
ニームパーチで爪切りの頻度を減らそう

わが家の1歳になる文鳥さんは、ヒナから育て手乗りにしたのですが、爪切りが本当に嫌いで。

逃げる逃げる
それなのに、爪が伸びるスピードの早いこと!
けっこう放鳥しているのに…

うちはそんなにツルツルですか…
生後4ヶ月くらいから、1ヶ月に1回のペースで爪切りをしていました。
パパが保定し、わたしが爪を切るというスタイルです。
暴れる子をやさしく押さえ、なおかつ血管を切らないよう細心の注意をはらって、爪を切る。
心身ともに疲労します。
でも、爪は切らなくてはいけない。
せめて爪切りの頻度を減らしたい
そこで見つけたのが【ニームパーチ】です。
ニームパーチ

ニームパーチは、ニームの木の止まり木です。
ニームはインド原産の樹木で、日本でも「虫を寄せ付けない」という特徴を持つ木として、知られています。

インドでは虫歯予防にニームの
つまようじを使っている人もいるって
この【ニームパーチ】は化学製品を使用せず、自然界にある有効な資源を活用して、作られた天然木です。
最初は怖がるかもしれませんが、天然木のボコボコが自然に爪を削ってくれますよ。
- 足裏の汚れが落ちやすく、細菌の発生を抑制してくれる
- 足裏の古い角質が落ちやすい
- 爪が削れやすい
- ウンチが落ちやすい
止まり木をニームパーチに変えたからと言って、爪切りが不要になるわけではありません。
ただ、わが家の文鳥さんの爪切りは、3ヶ月に1回と減りました!
確かに効果はありますね。
まとめ
爪が伸びるスピードには個体差があります。
定期的にチェックして、爪を切らなければ危険です。
でも爪切りはお互いにストレス。
ならば、普段の生活から自然界の鳥と同じような環境で、自然に爪が削れてくれると助かりますね。
いつもの止まり木をニームパーチに変えるだけなので、とても簡単ですよ。
爪切りの頻度を減らしたい飼い主さんは
ぜひ試してみてくださいね。
やっぱり小鳥専用が使いやすいよ!
使っていました!
※2023年2月の情報です。
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