茨城県にある世界最大の青銅製仏像【牛久大仏】は、常磐自動車道「つくばJCT」から圏央道に入り、「阿見東IC」を降りてすぐの場所にあります。
圏央道に入ったあたりで、大きな仏像が見えてくるのではないでしょうか。
今回は【牛久大仏】にお参り…もしますが、観光地と化した園内をメインにご紹介します。
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参拝以外にも楽しめる場所です!
近くには『あみプレミアム・アウトレット』があります。
大仏参拝だけでなく、寄り道してショッピングもいいですよね。
世界一の青銅製仏像牛久大仏
【牛久大仏】は小動物公園などと融合した、複合型の大規模公園墓地〈牛久浄苑〉内にあります。
1995年には「青銅製立像」の中で、世界一高い仏像としてギネスブックにも認定されています。
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その高さなんと120m!
有名な奈良の大仏でさえ高さ15mなので、牛久大仏の手のひらに乗ってしまうサイズですね。
大仏胎内の地上85mの高さまで、エレベーターで上がることができます。
遠くからでも目立つので、子どもたちの間ではこんなうわさが…。
・おでこからレーザービーム発射
レーザービームは、夜間飛行中の飛行機に建物の高さを知らせる『航空障害灯』の事だと思うのですが…。
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尊いはずの大仏様が子どもたちの間では怖い存在に…
観光地と化した牛久大仏園内
〈浄苑〉と〈小規模公園〉が一緒になった施設ということで、どんなものか遊びに行ってみました。
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最近は観光地のように
なっているらしいよ
日曜日の午前10時に到着。休日ですが、まだまだ駐車場に余裕があります。
ツーリングに来ているグループも。まわりは自然でいっぱいなので、バイクで走ると気持ちが良さそうですね。
乗用車800台 大型バス22台
駐車場に車を停め、入り口に向かうと大仏様が近づいてきましたよ。
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ぼくたちが近づいている
んだってば
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近くで見ると本当にデカイ!
仲見世通り
入り口からは仲見世通りになっています。
茨城の名店「あさ川」の和菓子や、地元霞ヶ浦に代々伝わる佃煮屋さんの「土蔵屋」
大判焼きの「味工房」など、茨城県の有名なお土産やおもちゃが置いてあります。
休憩所のような場所もあるので、そこで一息ついてもいいですね。
距離は100mくらいでしょうか。
あっという間に仲見世を抜けます。
下町情緒な雰囲気で、もっとゆっくり楽しみたかったのですが…。
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早く行こうよ!
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はい…
今度ゆっくりご紹介します。
仲見世通りを抜けた先には、お食事処「利根」があります。
こちらでは日本蕎麦をはじめ、和食定食が提供されています。
お昼の時間に来ても、お食事の心配はいりません。
出入口にはスロープが付いているので、車いすでも安心ですね。
拝観受付
仲見世通りを抜けると、拝観受付があります。
ここで入場料(拝観料)を支払いましょう。
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仲見世通りまでは無料で
ここから料金が発生します
「庭園のみ」と「大仏様の胎内も見学できるセット」が選べます。
今回はせっかくなので、大仏様の胎内にも入りますよ。
庭園のみ
大人500円 子供300円
大仏胎内を含む全ての拝観
大人800円 子供400円
※GW期間中はセット料金のみの販売
〇団体割引あり 〇身障者割引あり
2021年12月時点の情報です。実際にお出かけの際は公式ホームページをご確認くださいね。
案内図
受付の先には、親切に案内看板が設けられていました。
トイレも数か所にあり安心です。
看板の他、パンフレットには参拝の順番が記載されているので、広くても迷子にはならなそうですね。
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順番通りに行ってみよう!
顔出しパネル
顔出しパネルがあるとは…。
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ザ・観光ですね!
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子どもは顔突っ込むよね~
大仏様とツーショットできる、フォトスポットという事でいいのかな。
参道
参道を進むと大仏様の足元にはお花畑があり、桜と芝桜は4月上旬から中旬。
続いて4月中旬頃から5月下旬には、ポピーやかすみ草が咲き乱れます。
秋にはコスモスが満開になるんですって。
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残念ながら訪れた時期は12月
紅葉も終わりでパンジーの植え付け時期かな?ビオラかも?
發遣門(はっけんもん)
發遣門(はっけんもん)とはお釈迦様と大仏様が向かい合い、わたしたちを導く門だそうです。2階建てになっていますね。
とりあえずくぐってみると…。
「ここで振り返る」と書いてある立て看板がありました。
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振り返ってみましょう!
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ま、まぶしい!後光が!
2階には、仏像が3体鎮座していました。
お釈迦様でしょうか。
たしかに大仏様と向かい合っています。
よく考えられていますよね。
群生海
發遣門の先には、大きな池があり『群生海』と呼ばれるようです。
まわりには桜の木が植えられ、春はさぞかしきれいなんだろうなと思います。
冬は全体的に寂しいですね。
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残念
梵鐘(ぼんしょう)
除夜の鐘はこの鐘でつくのかしら?
(一般の方も鳴らしていいそうです)
ミニ橋
「横超(おうちょう)の橋」
橋には6歩で渡れるように『足の型』があります。
息子は喜んで「な・む・あ・み・だ・ぶつ!」と叫びながら渡っていました。
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うるさいからやめて…神聖な場所よ?観光じゃないのよ?
あれ、観光地だっけ?
川がどこから来ているのかを見てみると、なんと小さな滝が!
池とつながっているのでしょうか。
風流ですが、立ち止まっていると他の方のご迷惑になるので、わたしも橋を6歩で渡ります。
橋を渡って右側には、また大きな池が。
こちらには鯉やカモが生息していました。
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鯉、多すぎじゃない?
体の半分が水面から出ちゃっている鯉もいましたが、大丈夫なのかな( ゚Д゚)
鯉の餌が販売されているので、人が近づいたら餌がもらえると分かっているんでしょうね。
奥には小さな東屋があります。
ここまでけっこう歩いたので、ちょっと休憩しましょう。
牛久大仏胎内
さて、パンフレットの順番通りに行けば、大仏様の足元に到着です。
土足厳禁です!
入り口で靴を脱ぎ、入場します。夏は素足の方も多いですよね。
スリッパは置いていないので、靴下を必ず持参しましょう。
幻想的な入り口から、地上85mの位置までエレベーターで上がります。
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大仏様の胸の辺りです
大仏様の胸には四方に窓があり、そこから東西南北の景色を眺める事ができます。
お天気がいいと富士山が見えるんだとか。
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富士山見えた!
参拝した後は、エレベーターや階段を使い下に降ります。
お土産屋さん
下へ降りる途中にはお土産屋さんや、写経を行うことができるスペースがあります。
お土産も、仏教に関するものが多いですね。
浄土の世界を思い描く空間
2階 知恩報徳(ちおんほうとく)の世界
『念仏の間』法話などの開催
3階 蓮華蔵(れんげぞう)世界
極楽浄土の事 (地上20m~30m)
4-5階 霊鷲山(りょうじゅせん)の間
(地上80m~85m)
大仏胎内の詳細は、実際に体験してみてくださいね。
世に汚れたわたしでも、心が洗われるような空間でしたよ。
遊べる!ふれあいガーデンテラス
お子さまにはこちらの『ふれあいガーデンテラス』がおすすめです!
拝観受付から大仏胎内を参拝して、ここまで結構歩いてきましたね。
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そろそろお子さまも、グズリ気味ではないでしょうか?
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疲れた~
そんな時は、こちらの『ふれあいガーデンテラス』で休憩しましょう。
休憩スペースはもちろん、ちょっとした遊具があります。
自動販売機もあり、軽食の販売までされていました。
おさるのステージ
ふれあいガーデンテラスの中央には、小さなステージがあり『おさるさんの芸』が楽しめます。
季節や曜日によってタイムスケジュールが異なるので、気を付けてくださいね。
1日に3回から4回は開催しています。
イベントによっては〈ものまね〉や〈マジック〉のステージが開催されることもあるんですって。
ふれあい動物園
ステージの横道に入ると『ふれあい動物園』の入り口が。
有料ブースと無料ブースがあり、有料ブースは食事がとれるようでした。
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今回は無料ブースへ!
オカメインコがお出迎え。
人慣れがスゴイ…。
ふれあい動物園にはウサギをはじめ、ヤギやヒツジ、ブタなどがいました。
それぞれ「一回200円」でエサやり体験ができます。
息子がうれしそうにエサをあげるもんだから、親の財布はゆるみっぱなし。
4回あげました。
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800円…ラーメン1杯食べられそう
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カメ
人慣れしているせいか、まったく動じませんね。
動きがゆっくりなので、じっくり触れます。
甲羅を少し強めにナデナデしてあげると、気持ちがいいみたいですよ。
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目を細めたりするよ~
ふれあい動物園内には、休憩できるテーブルや自動販売機があります。
出口には手洗い場が設置されているので、動物を触った後は手を洗いましょう。
まとめ
世界一の青銅製仏像【牛久大仏】は、よくテレビで取りあげられているので、ご存じの方も多いことでしょう。
〈大仏・浄苑〉と聞くと、なんとなく神聖なものとして近寄りがたい感じがしませんか。
もちろん浄苑も併設していますが、庭園やふれあい動物園など子供が楽しめるところがたくさんあり、観光地としてもおすすめできる場所です。
今の形は気軽にみんなが参拝できるように、工夫されてきた結果なのかもしれませんね。
仲見世通りまでは無料なので、そこだけでも楽しめます。
茨城にお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。
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