小さなお子さんのいるご家庭では、雨の日にどう過ごすか悩んでしまいますよね。
体力おばけの子どもと、ずーっと一緒に家に居るのは、正直言って大変!
雨が長く続く梅雨時期でも、気軽におでかけできる場所があると助かりますね。
お外で遊びたい!
だよね…どうせ出かけるなら少し学べるところにしよう!でも屋内の施設は人が多そうで嫌だな
それなら『筑波実験植物園』はいかがでしょうか?
大人も子どもも自然の中で、お散歩や植物について学ぶことができますよ。
お天気の良い日はもちろん、雨の日も傘の貸し出しがあるので心配はいりません。
特に雨の日は見学者も少なく、ゆっくりと植物を観察することができます!
筑波実験植物園ってどんなところ?
『筑波実験植物園』は、茨城県つくば市にある国立科学博物館です。
国立科学博物館が、植物の研究を推進するために設置した植物園なんだそう。
研究はもちろんですが、一般公開されている施設もあります。
学習支援の利用や、様々な植物の観賞など自然を身近に感じることができます。
大人も子どもも学びながら
楽しめるよ!
茨城県つくば市天久保4-1-1
詳細は公式ホームページをご確認ください
〇開園時間
9:00~16:30(入園は16:00まで)
〇休園日
毎週月曜日
(祝日・休日の場合は開園)
祝日・休日の翌日
(土曜・日曜日の場合は開園)
年末年始(12/28~1/4)
〇入園料
一般・大学生 【320円】
小・中・高校生【無料】
筑波実験植物園を雨の日に見学
なんで筑波実験植物園に来たの?
・雨
・人が少ないところ
・子どもと過ごせる場所
・少し勉強になるといいな
・子どもの体力を削りたい!
この条件に当てはまる場所が『筑波実験植物園』です。
入園料は券売機で購入します
現金のみなので気を付けて
レトロな感じが素敵!
券売機で入園料を購入したら『教育棟』で受付をします。
この教育棟は、植物園のエントランスエリアとなります。
〈見ごろの植物〉のパンフレットがもらえるのでチェックしてくださいね。
図書コーナーや、ミュージアムショップもありました。
お土産はここで買おう!
また施設ごとに傘が置いてありますので、急な雨でも借りることができ安心ですね。
とりあえず小雨だったので
傘は借りずにGO!
プロムナード
『教育棟』を出るとプロムナードがあり、お散歩ができます。
道はきちんと整備されていました。
プロムナードを抜けると『中央広場』にでます。
温室群が見えますね。
園内は温室などの施設のほか、「世界の生態区」と「生命を支える多様性区」に分かれています。
日本の代表的な植物や世界のいろいろな環境に生息する植物、生活に利用する植物など、約3000種類の植物を観賞することができますよ。
ちっちゃな地球みたい!
生命を支える多様性区
『生命を支える多様性区』では、日本の代表的な植物や外国の果樹などが見られます。
今回は、温帯資源植物の一部を見学してきました。
衣食住に利用される植物や垣根に用いる植物、行事に利用する植物などがあります。
時期が合えば、桜やバラも観賞できますよ。
広すぎて全部の見学は無理…
案内板があるので迷子にはなりませんが、園内マップのパンフレットは『教育棟』で必ずGETしましょう。
息子は初めて見る『ししおどし』に興味津々。
どういう仕組みで竹筒が動くのか、音が鳴るのかを一生懸命考えていましたよ。
ししおどしは田畑を荒らすシカや
イノシシ、鳥などを脅すための装置全般をいうよ
カカシや鳴子なども『ししおどし』の一種だね
世界の生態区
生命を支える多様性区から『つくばね橋』を渡ると、「世界の生態区」へ行くことができます。
世界の生態区は常緑広葉樹林や針葉樹林、山地草原の植物があります。
シイやカシ、キキョウなどですね。
今度はお天気の良い日に
行きたい!
筑波実験植物園内の施設
園内の『生命を支える多様性』と『世界の生態区』は雨の日だと見学はむずかしいですが、筑波実験植物園には一般公開されている施設があります。
こちらは雨を気にせず見学できるので、ぜひ行ってみてくださいね
サバンナ温室
『サバンナ温室』はアフリカやアメリカ、オーストラリアなどの乾燥地に自生する植物が観賞できます。
温室はあったかくて良いのですが、乾燥が…。
アラフィフのお肌には
乾燥キツい…
サボテンが多く、大きなものから変な形、これもサボテンなの?というものまであります。
可愛いお花が咲いているものも。
人が少なければ、写真におさめることも可能です。
被写体がいっぱいあるので、カメラの練習にもなりますね。
熱帯雨林温室
『熱帯雨林温室』には、アジアの熱帯雨林の植物があります。
まるで、ジャングルの中に迷い込んだよう。
熱帯雨林ということで、温室内の湿度がかなり高め。
メガネやカメラのレンズが曇る!
通路が滑りやすいので
気を付けて!
ぼく転んだ…
水生植物温室
『水生植物温室』は、熱帯の湿地や湖沼の水生植物、マングローブ植物が見学できます。
こちらも湿度が高い!暑い!
でも緑が多いので、普段ゲームばっかりしている息子の目には良さそうです。
研修展示館
水生植物温室の横には『研修展示館』が併設されています。
こちらではセミナーや、植物を使って工作をするイベントなどが行われるようですね。
またトイレや飲食ができる休憩スペース、自動販売機や授乳室まであるので、赤ちゃん連れでも安心です。
常時展示品。
こちらもフリガナがふってあって、子どもが自分自身で学ぶことができます。
雨の日なので誰もいませんね
巨大な花を咲かせるラフレシアの展示や、『筑波実験植物園』で開花した「ショクダイオオコンニャク」のパネルもあります。
ショクダイオオコンニャクは
ニュースにもなったね!
研修展示館の2階には、イスとテーブルのある休憩スペースがあります。
園内にはレストランやカフェがありません。
飲食可能エリアなので、雨の日のランチやおやつは、こちらで済ませるといいでしょう。
屋外にも飲食可能なエリアがあります。
晴れた日は、お弁当を持って芝生の上でランチをするのもいいですね。
『H2温帯資源植物・中央』エリアなら飲食OKです!
絶滅危惧種の展示ですね。
奥には、絶滅危惧種の植物が入れられたビーカーが並んでいます。
なんの実験してるのかな?
多目的温室
『多目的温室』では季節の植物展示や、企画展の開催などが行われています。
多目的温室にはいろいろな植物が置いてありましたが、今回の企画展は植物画コンクール作品展の時期で、展示は教育棟でした。
「つくば蘭展」や「きのこ展」が開催される時期もありますよ
楽しみですね!
熱帯資源植物温室
『熱帯資源植物温室』へ
行ってみよう!
こちらでは、さまざまな場面でわたしたちの毎日の暮らしを支えている「熱帯の資源植物」を見ることができます。
実は資源として利用できる可能性がある植物は、世界にはまだまだあるそうですよ。
チョコレートやココアの原料となるカカオの木ですね。
チョコレートが大好きな息子は、果実の種からチョコレートができるなんて信じられなかったようで。
レモンも木になるんだよ~
バニラの木もあり、実際に香りを楽しむこともできます。
アイスクリームの匂い!
筑波実験植物園まとめ
『筑波実験植物園』は
いかがでしたか?
都心近辺の植物園の中でも、筑波実験植物園はトップクラスの質と量だといわれています。
今回は植物園が広すぎてご紹介できないところもありましたが、全てまわったら3時間くらいかかるんじゃないでしょうか。
晴れた日はもちろんですが、雨の日でも楽しめて、大人も子どもも学べてピクニック気分でOK。
写真も撮れる!
雨の日の子どもとの過ごし方に迷ったら、ぜひ行ってみてくださいね。
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