生まれてからずっと一緒だったわが子が、いきなり幼稚園に通うのって、心配ですよね。
そんな不安を解消するために、幼稚園では『プレ幼稚園』や『親子教室』を用意している場合があります。
入園前に通っておけば、幼稚園の雰囲気などが分かり、親子ともに安心です。
実はプレ幼稚園、1月には次年度クラスの申し込みが、すでに始まっている場合も!
幼稚園の入園を検討している方は、早めに確認してくださいね。
※自治体や園によって参加条件や申し込み時期、募集人数、内容が異なります。
※筆者の地域での情報ですので、あらかじめご了承くださいませ。
プレ幼稚園って何をするの?
プレ幼稚園は幼稚園に入園する前の未就園児に向けた『体験入園』です。
自治体や幼稚園が主体となって、実施しています。
幼稚園によって『未就園児クラス』や『プレ保育』など、名称はさまざま。
一般的には週1~2回の通園が多いようですね。
子どもの負担にならないよう、活動時間は1~2時間程度にされています。
活動内容は歌や手遊びを始め、リトミック、室内外遊びなど、子どもが楽しめるものばかり。
幼稚園の行事に参加する時も!
「親子で一緒に」「親と離れて子どもだけで」など、幼稚園の教育方針に沿って活動します。
幼稚園生活の一部を、体験できるプレ幼稚園。
お友達もできるので、入園後の生活もスムーズになることが多いですね。
プレ幼稚園の申し込みはいつ?
プレ幼稚園は一般的に入園1年前から利用できます。
多くの園では4月や5月にスタートし、年度末の3月まで通います。
利用時期:入園1年前
対象年齢:年度内に満3歳になる子ども
実際にプレ幼稚園に通い始めるのは、3年保育の場合、ほとんどの子がまだ2歳ですよね。
つい最近まで赤ちゃん
だったのに…
ただし2年保育の場合は、対象年齢が1歳上がります。
年度内に満4歳になる子どもだね!
プレ幼稚園の申し込み時期は、自治体や幼稚園のホームページ、ポスターなどで確認できます。
直接、幼稚園に問い合わせてもOK。
先着順や募集人数に達した時点で、受付を終了する園もあるので、お気を付けくださいね。
プレ幼稚園に1年間通園する場合
2歳児クラスとして毎週1~2回、1年間通園するプレ幼稚園があります。
年末から年始頃に申し込み
近所にある、人気の私立幼稚園は1月に説明会、2月に申し込みスタートでした。
早いっ!
希望する園がある場合は、早めの情報収集が必要ですね。
近所の人気私立幼稚園のプレを、例にあげますと…。
受付 | 2月 ※状況により早まる場合も ※弟妹枠あり |
プレ幼稚園期間 | 5月中旬から翌年3月中旬 週1回実施 |
活動時間 | 午前10時から午前12時 ※幼稚園行事で変更する場合あり |
費用 | 入会金:5,000円 月謝:2,500円 ※出欠に関係なく毎月徴収 |
週に1回の通園が多く、基本有料です。
1学期は親子で活動して、2学期からは子どもだけで活動する園もあるんですって。
プレ幼稚園に月ごとに通園する場合
月ごとにプレ幼稚園を実施している幼稚園もあります。
毎月申し込み
こちらは毎月の申し込みが必要です。
月ごとに申し込むので、共働きのご家庭は予定が組みやすいでしょう。
行けない月は申し込まなければ
いいだけ!
こちらも、週1回の通園が多いです。
無料で参加できるものもありますが、材料費などを徴収する場合もあります。
他にも
- 希望する「プレ幼稚園実施日」だけ予約して参加
- 月1回実施している未就園児向けの「親子教室」に参加
など、プレ幼稚園の利用方法はさまざま。
育児相談もできるんだって
自治体の子育て支援としても、活用されているんだとか。
いずれにしても幼稚園に慣れる・雰囲気を知るには、少しでも参加しておいた方が親子ともに安心なんです。
プレ幼稚園に通うメリット
プレ幼稚園に通うメリットは、たくさんあります。
希望している幼稚園の雰囲気や指導方針、環境、実際に通う人の様子って、気になりますよね。
幼稚園生活を、ちょっとだけ体験できるプレ幼稚園。
- 子どもと保護者に合った幼稚園かどうかが確認できる
- 他の同じ年の子どもとコミュニケーションが取れる
- 保護者同士で情報交換ができる
- 育児相談ができる
- 保護者も少し息抜きができる
普段お家ではしない遊びや、いろんなおもちゃで遊べますよ。
実はプレ幼稚園に通っておくと、入園希望時に『優先枠』がもらえることがあるんですって。
また行った事がある場所だと、入園した後の登園はスムーズかもしれませんね。
知らない場所は怖い
幼児教室と違い、基本的にお勉強はしません。
体を動かしたり、お友達と遊んだりと、楽しく過ごせると思いますよ(*’ω’*)
プレ幼稚園の見学はできる?
初めて訪れる場所って、子どもは不安ですよね。
事前に連絡すれば、プレ幼稚園は見学できるところが多いです。
でも普通の幼稚園の生活も
見てみたい!
通常保育は、ほとんどが見学OK。
こちらも事前に連絡してね
通常保育を見学する場合は、6月頃がいいでしょう。
その頃は、新入園児も園に慣れているので、普段通りの生活が見学できますよ。
可能なら数回見学したり、積極的に行事へ参加するのがおすすめ(*’▽’)
プレ幼稚園は必ず入らなくてはいけないの?
プレ幼稚園は義務教育ではないので、みんなが必ず入るものではありません。
子どもの性格や、タイミングの問題もあるので無理しなくても大丈夫ですよ。
先生の人数も限られています。
発達がゆっくりな場合は、園側から配慮が行き届きにくい時もあるとか。
お子さんに合った環境で、お過ごしくださいね(*’▽’)
実は…
息子はタイミングが合わず、プレ幼稚園に通っていません。
幼稚園はもちろん、大勢の子どもに慣れていないので、入園した頃は泣いてばかり。
またプレ幼稚園に通っていた子どもたちの、ママ友グループがすでに出来上がっていました。
知り合いがいなくて寂しかった…
「プレ幼稚園に通っておけば良かった」と後悔したのは事実。
プレ幼稚園に通うとなると、送迎やお弁当の準備など、保護者の負担は増えます。
通わなくても大丈夫だけど、後悔しない選択ができるといいですよね。
プレ幼稚園のキャンセル待ちやかけもちはできる?
気になる幼稚園が複数あると、悩んじゃいますよね。
わが子に合った幼稚園はどこ?
プレ幼稚園を『かけもち』するお子さんは、実際にいます。
かけもちを禁止している園は、ほとんどありません。
可能なら、いろんな園を経験してみるのもいいかもしれませんね。
プレ幼稚園の『キャンセル待ち』を設けている園もあります。
人気がある幼稚園に多いよ
しかしキャンセル待ちをしている家庭に、幼稚園から連絡はしないようです。
定期的に、園やホームページを確認しましょう。
まとめ
姪っ子が早生まれで、2歳になりまして(*’▽’)
幼稚園の情報を久しぶりに確認したら、プレ幼稚園の申し込みが、すでに始まっていてビックリ!
プレ幼稚園は、幼稚園生活を体験できる絶好の機会。
入園後に後悔しないよう、お子さんに合った幼稚園が見つかるといいですね。
※自治体や園によって参加条件や申し込み時期、募集人数、内容が異なります。
※筆者の地域での情報ですので、あらかじめご了承くださいませ。
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※2024年1月の情報です