肉の旨味を逃さず、柔らかく仕上げてくれる
調理法『低温調理』
『焼くと硬くなりがちなお肉も上手に調理ができる』と評判の低温調理器は、とっても魅力的ですよね!
しかし!ちょっとお待ちを!
深めのお鍋はお持ちですか?
そう!想像していたよりも低温調理器が長かった!
そしてわが家には、そのサイズに合う深型のお鍋がなかった。
これがないと、低温調理に必要な水量を入れる事ができません。
そこで、お鍋の代わりに『キッチンボックス』を使用してみることにしました。
これから購入を検討している方の参考になれば幸いです。
柔らかく仕上げてくれる低温調理
別名『真空調理』とも言われています。【焼く】【煮る】【蒸す】に次ぐ、第4の調理法としてフランスで開発されました。
食材と調味液を一緒に真空パックして、『温度と時間の管理ができる調理器』で調理をすることを指します。
真空パック中で調理・味付けが同時に行われるので、時短料理器具としても注目されていますよね。
熱の伝達が良いため、食材の風味や旨味を逃さず均一に調理することができます。
また浸透圧により少ない量の調味液でも均等に味付けができ、低温で長時間加熱することでお肉が柔らかく仕上がります。
ほったらかしで調理している間に、他の事ができるのでとても助かります!
1.低温調理器を鍋などの容器にセットし水を入れる
2.調理温度と時間を設定してスタート
3.設定温度になったらジップロックなどで真空パックにした食材を入れる
4.調理終了時間になったらできあがり
いざ使用してみようと思ったら
ご覧の通り、低温調理器の〈長さ〉と
鍋の〈深さ〉が全く合っていません。
はみ出る!
この低温調理器の全長は「37.5㎝」もあります。
購入時に、低温調理器を何にセットするのかまでは考えていませんでした。
「直径24㎝×高さ11㎝」の鍋が、わが家で一番大きいものです。
よく見ると、水位センサーが器具の中にあります。
このセンサーに水が触れていないと、調理ができないということですね。
器具に記載してある、MIN~MAXの間に水を入れます。
器具の底から「MIN7㎝~MAX12cm」のところが推奨水位になります。
なので、最低でも底から7㎝以上の高さがある鍋が必要。
でも高さ7cmの鍋に水位7cmまで
水をいれたらギリギリです…
わが家にあった鍋は、11cmの高さがあるので調理可能な気もします。
しかし実際にセットしてみたら、鍋底に器具があたってしまいました。重さもあるので、バランスが取れず傾いてしまいます。
これは寸胴でも購入しないと無理なのでは?
パスタ鍋ならいけるかも?
うちにパスタ鍋ないよね…
キッチン収納ボックス
寸胴やパスタ鍋を買う金銭的余裕も、収納スペースもありません。
そこで『キッチンボックス』での調理を試してみることにしました。
火にかけるわけではないので、鍋じゃなくてもOKなのです。
耐熱容器ならOK!
もし合わなくて使用できなくても、ストック品などを収納したりできますね。
低温調理器の温度が最高で90℃まで上がるので、もちろん耐熱のものを選びましょう。
わたしは【アスベルのキッチンボックス「ウィル」S60】を購入しました。
このキッチンボックスは耐熱温度が最低80℃ですが、低温調理は80℃まで温度を上げることは滅多にありません。
食材と調理時間にもよりますが、調理する際の水温は『55℃~67℃』の設定が、ちょうど良い目安です。
またBOXのサイズも『長さ29.5㎝×幅21.6㎝×高さ23.8㎝』で高さも十分。
いけそう!
この容器に『低温調理器』をセットし、水を入れて真空パックした具材を調理します。
まとめ
この容器なら、写真のように気持ちよくセットできます。
容量が9.5リットルなので、水も十分入りますね。
お鍋ではないですが…
もちろん無事に調理できました!
調理し終わった後は、このまま『キッチンボックス』に器具を収納できます。
今回は購入前に必要な器具の確認をしなかったため、すぐに使用ができずもどかしい思いをしました。
低温調理器具専用の鍋もあるらしいのですが、身近なものでも代用できます。
低温調理器具でお困りの方は、ぜひ試してみてくださいね。
※2021年11月時点の情報です。
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