『ぎんなん』は美味しいけれど、いざ調理するとなると、殻が硬くて下処理が大変なんですよね。
殻を割ったり薄皮を剥いたり…。
頂き物は、ほとんどが殻付きの『ぎんなん』
うす皮まで剥かれた状態でも売られてはいますが、少し値段が高かったりして、購入をためらってしまうことありませんか?
今回は、わが家流『ぎんなん』の簡単な殻の割り方をお教えします。
ぜひ試してみてくださいね。
ぎんなん
『ぎんなん』はイチョウの樹の実です。
一般的に食べられているのは、実の中のさらに硬い殻に包まれた種の部分になります。
茶碗蒸しやお正月などの、お祝い事の料理に使われることが多いですね。
フライパンで炒ってシンプルに
塩を振って食べるのが好き
食べ過ぎ注意だよ!
ぎんなんの殻剥き方法
では、わが家流『ぎんなん』の殻の割り方をご紹介します。
うす皮が一緒に剥けるので、手間も省けますよ。
1・洗う
はじめに、流水で殻の汚れを落とします。
ニオイが気にならなくなるまで、洗いましょう。
2・茹でる
今回は『ぎんなん』を茹でるのに、サーモスの【シャトルシェフ】を使用しました。
シャトルシェフは短時間火にかけた調理鍋を、保温容器で鍋ごと保温し余熱で食材に火を通す保温調理ができる調理器具です。
余熱で調理ができるので最初に加熱してしまえば、あとは保温容器に入れるだけ。
電気を使わないので、省エネ・時短になりますよね。
ほったらかしの間に、家事や仕事ができるのでとても便利です。
わが家では、カレーや豚の角煮などを作るときにも重宝しています。
殻が付いたままの『ぎんなん』を鍋に入れ、水にたっぷりと浸します。
火を点け沸騰してから10分ほど経ったら火を止めて、シャトルシェフに入れ一晩置きます。
〈シャトルシェフがない場合〉
1.茹で時間を1時間にして火からおろす
2.密封できる蓋をして(穴がないもの)バスタオルなどで鍋を包む
3.鍋を包んだら鍋敷きの上にのせ余熱で保温
3・一晩置く
一晩置いた『ぎんなん』がこちらです。
殻がパカッと割れてる!
ペンチやトンカチで割らなくても大丈夫!
茹でたことで殻も少し柔らかくなっているので、手で簡単に殻が割れます。
下茹でも終了です。
パカッとなっていなかったら
再度茹でて放置
ぎんなんの品種によっては、割れない物もありますのでご注意くださいね。
4・割る
割れ目に指を入れカパッと開くと、簡単に殻が割れます。
うす皮も一緒にツルン。
殻が乾くとまた硬くなり割れにくくなるので、水に浸したまま殻割り作業をしましょう。
ぼくの力でも簡単にむけたよ!
お手伝いにピッタリですね!
まだ下茹で状態なので、このあと調理してくださいね。色も変わります。
まとめ
わが家では、いつもこのように『ぎんなん』の殻を割っています。
イチョウの樹が色づき始めると、ご近所や義実家から『ぎんなん』をいただきます。
大好きなのですが、殻を割るのが面倒で…。
レンジで加熱する方法も試してみたのですが、破裂する音が怖くてできず
ペンチでも割ってみましたが、殻が飛び散って掃除が大変でした
この方法なら一度加熱してしまえば、あとは放置するだけで殻が勝手に割れてくれるので安心安全です。
保温調理器具は、電気を使わないので省エネですし、時短にもなります。
※2021年11月時点の情報です。
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